457nmレーザー

457nmCWレーザーは、914nmの基本波を基にした第二高調波(SHG)によって生成されます。この914nmのレーザーは発振に強力な励起が求められますが、Cobolt社独自の高性能な共振器設計により、コンパクトながら高いビーム品質を維持した出力が可能です。 また、このレーザーは単一縦モードで動作し、線幅は1MHz未満と極めて狭いため、ラマン分光やホログラフィ用途に非常に適しています。なお、出力400mWの半導体ベースの457nmレーザーもラインアップに含まれます。 製品ラインは筐体サイズに応じて以下のように分類されています: ・04シリーズ:最大出力は50mW ・05シリーズ:04より大きめの筐体を採用し、異なる共振器構造により最大300mWまで対応 ・08シリーズ:最小サイズで設計され、最大出力は30mWとなっています
Coboltの457nmレーザーを用いた論文
・液晶を用いた色収差のない回折光学素子を用いた仮想現実ディスプレイ
・フォトリフラクティブフレクソエレクトリック液晶混合物とそのレーザー超音波への応用
製品の特徴
●優れた光学的安定性と長い可干渉距離
●良好なビーム品質 (M2<1.1)
●独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
●12ヶ月保証
●PCからの簡単制御
製品の仕様
仕様 | 457 nmレーザー Twist | |
---|---|---|
04シリーズ | 05シリーズ | |
出力 | 25, 50 mW | 100, 200, 300 mW |
ビーム横モード | TEM00 M2 < 1.1 | TEM00 M2 < 1.1 |
ビーム径 | 700 μm ±50 μm | |
ビームシンメトリー | > 0.95:1 | > 0.90:1 |
スペクトル幅 | < 1 MHz | < 500 kHz |
ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz |
< 2 % (典型値:<1.5 %) |
< 2 % |
ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz | < 0.25 % (典型値:<0.15 %) | < 0.2 % |
長時間安定度(±2℃, 8時間) | < 2% | < 2% |
拡がり角 | < 1.2 mrad (全角) | < 1.1 mrad (全角) |
波長安定性(±2℃, 8時間) | <1 pm | <1 pm |
消光比 | > 100 : 1(垂直) | > 100 : 1(垂直) |
保証期間 | 24ヶ月 | 12ヶ月 |
通信 | RS-232またはUSB | RS-232またはUSB |
レーザーヘッドサイズ | 102× 60 × 40 ㎜ | 125 × 70 × 45 ㎜ |
コントローラーサイズ | 190 x 72 x 28 ㎜ | 190 x 72 x 28 ㎜ |
保証期間 | 24ヶ月 | 12ヶ月 |
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