473nmレーザー

 

473nmのCWレーザー光は、946nmの基本波を第二高調波(SHG)変換することで得られます。
Cobolt社が提供するレーザーは、HTCURE技術(光学コンポーネントを筐体内で硬化・固定する独自の手法)により、構造の安定性を高めています。この技術により、機械的収縮によるズレを抑えつつ、優れた耐衝撃性および耐湿性能を実現し、長期にわたって高い信頼性を維持できる設計となっています。
 

Coboltの473nmレーザーを用いた論文

製品の特徴 

  •   優れた光学的安定性と長い可干渉距離
  •   良好なビーム品質 (M2<1.1)
  •   独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
  •   最大24ヶ月保証
  •   PCからの簡単制御

473nmレーザーに対応するシリーズ

初期からある全て固体レーザーのシリーズとなり、ファイバーピグテイル及びAOM付モデルもございます。04シリーズ 473nmレーザーの最大出力は50mWとなります。商品名はBluesです。

強励起が必要なレーザー波長を発生させるため、最も大きな筐体サイズとなります。
04シリーズよりも高い出力で発振可能の他、320nmや355nmレーザー光など、他のシリーズでは得られない波長を発振することができます。05シリーズ 457nmレーザーの最大出力は300mWとなります。商品名はBluesです。

近年登場した最も小型なシリーズです。主に150 MHzまでの変調可能な半導体レーザーとなりますが、532nm, 553nm, 561nm のkHzレベルの変調可能な固体レーザーもございます。また、ファイバーピグテイルオプションをお選びいただけます。
06シリーズの473nmレーザーは半導体レーザーとなり、最大出力は300mWとなります。


08シリーズ
半導体レーザーを狭帯域化させたモデルと数種類の固体レーザーになります。オプションでファイバーピグテイルとアイソレーターをお選びいただけます。
08シリーズ 473nmレーザーの最大出力は50mWとなります。
 

製品の仕様

 

仕様 473 nmレーザー Blues  
  04シリーズ 05シリーズ
出力 25, 50 mW  100, 200, 300 mW
ビーム横モード TEM00 M2 < 1.1 TEM00 M2 < 1.1
ビーム径 700 μm ±50 μm  
ビームシンメトリー > 0.95:1  > 0.90:1
スペクトル幅 < 1 MHz < 500 kHz
ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz 

< 2 % (典型値:<1.5 %)

< 2 %
ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz < 0.25 % (典型値:<0.15 %) < 0.2 %
長時間安定度(±2℃, 8時間) < 2% < 2%
拡がり角 < 1.2 mrad (全角) < 1.1 mrad (全角)
波長安定性(±2℃, 8時間) <1 pm  <1 pm
消光比 > 100 : 1(垂直) > 100 : 1(垂直)
通信 RS-232または USB RS-232または USB
レーザーヘッドサイズ 102× 60 × 40 ㎜ 125 × 70 × 45 ㎜
コントローラーサイズ 190 x 72 x 28 ㎜  190 x 72 x 28 ㎜ 
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の04シリーズデータシートをご覧ください。
データシートダウンロード
04シリーズ
05シリーズ


08シリーズ
仕様

473nmレーザー 

出力 30 mW
横モード TEM00 M2 < 1.1
ビーム径 700 μm ±70 μm
ビーム対称性  > 0.95:1
スペクトル幅 < 1 MHz
ノイズ(rms) 20Hz〜2MHz < 0.25 % (典型値 <0.15 %)
長時間安定度( 8時間) < 2.0 %
拡がり角  <1.2 mrad
消光比 > 100 : 1(垂直)
通信 RS-232又はUSB
レーザーヘッドサイズ 100 x 40 x 40 mm
コントローラーサイズ 60 x 85 x 35 mm

※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の08シリーズデータシートをご覧ください。

データシートダウンロード

08シリーズ

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